【年齢別】キャンプでの子ども達との過ごし方・遊び方のポイント【外遊び】
ファミリーキャンプをこれから始めようと思っている方
キャンプでの子どもたちとの過ごし方についてイメージ出来ていますでしょうか?
「山の中のキャンプ場だから思いっきり自然を満喫させてあげたい!」
などと漠然としたイメージはあるかもしれません。
せっかくの機会を無駄にしないために、事前の情報収集や準備をしっかりしておきましょう。
今回はキャンプで子どもたちと楽しく過ごすためのポイントを年齢別にもいくつか紹介してみたいと思います。
【年齢別】キャンプでの子ども達との過ごし方・遊び方のポイント【外遊び】
子どもたちをキャンプに連れて行ってあげたい!
という親御さんであれば、きっと自然の中ならではの色々な体験をさせてあげたいと考えておられることと思います。
どんなことをしたいかを考える前に、まずはキャンプ場についての情報収集をしておきましょう。
ポイントとしては次の3つです。
- キャンプ場内の設備
- どんな場所にあるキャンプ場か
- キャンプ場周辺に何があるか
以上の3つについて見ていきましょう。
キャンプ場の情報収集ポイント
キャンプ場内の設備
まずはキャンプ場の設備はしっかり見ておきましょう。
入浴施設の有無や水場やトイレの場所を確認しつつ、子連れキャンプにあると嬉しいアスレチックや広場の有無を是非チェックしておきましょう。
フリーサイトであれば、設営場所をどの辺りにしたいかある程度の見当をつけておくと良いでしょう。
家庭の状況に応じてですが、例えばトイレや通路近く等を選ぶのが良いかと思います。
夜中に子どもがトイレに行きたくなった時等、通路付近は外灯がついていて明るかったり、足場も整えられていることが多いです。
しかし、人の行き来が多い場所でもあるので、寝つきの悪いお子さんにはあまり良い場所とは言えません。
分からなければ、当日子連れファミリーが集まっている辺りを選ぶと無難です。
どんな場所にあるキャンプ場か
当たり前のことですが、キャンプ場の場所によって出来ることが違ってきます。
山であればトレッキング・天体観測
川であれば釣り・川遊び・魚のつかみ取り
海であれば海水浴・潮干狩り・砂遊び
など
他にも、高原であれば牧場体験があったり、平原であれば野外フェスに参加したり、森林であればバードウォッチングをしたり、場所によって様々な過ごし方があります。
その場所に適したアクティビティを探してみましょう。
キャンプ場周辺に何があるか
急な体調不良に備えて近くの病院がどこにあるか、
急な買い出しに備えて近くのスーパーはどこにあるか、
場内に入浴施設がなければ近くの温泉や銭湯がどこにあるか、
これらは最低限チェックしておきましょう。
それとともに、近くの観光施設や景勝地、ご当地食材の美味しいお店等も見ておくと
キャンプ+観光が出来て大人も満足のいく旅になるかと思います。
発達段階別の過ごし方・遊び方
これも当たり前ではありますが、子どもの発達段階によって過ごし方・遊び方は変わってきます。
それぞれ子どもたちとの過ごし方や遊び方のポイントを見ていきましょう。
乳児期(0~1歳頃)
前提として、この時期の子どもの成長のスピードはそれぞれ違いますので
お子さんの発達を見ながら無理をさせない程度に楽しんでくださいね。
乳児期ということで、多くのお子さんがまだしっかり歩けない時期だと思います。
必然的にキャンプ場では抱っこ紐で過ごしたり、テント内で過ごすことになります。
ベビーカーがあると便利ですが、キャンプ道具を積むとベビーカーを積むスペースは中々取れません。
ハイハイ時期のお子さんであれば
抱っこ紐でお散歩をしたり
大判のレジャーシートを敷いてお外気分を味わわせてあげたり
タッチの時期のお子さんであれば
- 山ならどんぐり拾い、葉っぱ拾い
- 川なら浅瀬での水遊び、生き物観察、石拾い
- 海なら水遊び、砂遊び
など、自然と触れ合いながらも安全な遊びにしておきましょう。
どんぐり拾い等誤飲には注意してください。
幼児期(2~5歳頃)
幼児期ともなるとだいぶ活発に動き回り運動量も増えてきますね。
簡単なお手伝いとして、火おこし用の葉っぱや枝を集めてもらうのもいいでしょう。
年齢による差はありますが、まだまだ目は離せない時期です。
ペグや張り網や火元などに気をつけて、目の届く範囲で遊ぶようにさせましょう。
- 山ならハンモック遊び、集めたどんぐりや葉っぱでお絵描き、軽い山登り、星空観察
- 川なら浅瀬での水遊び、水の生き物採集、水鉄砲遊び、石積み
- 海なら潮干狩り、砂遊び、ビーチボール遊び
など、遊びの幅も少し広がりますね。
蜂・ヘビなど危険な生き物やウルシや毒キノコなどの植物についての情報もこの時期からしっかり教えていってあげてください。
また川や海は急に水深の深いところがありますので、まだこの時期は浅瀬で遊ばせるようにしましょう。
裸足だと石や貝殻などで切って怪我をすることもありますので、出来れば1足水陸両用の足を覆うタイプの靴を持っておくと良いですよ。
(ビーチサンダルは流され注意)
学童期(6~12歳頃)
小学生ともなれば出来ることは更に広がります。
積極的にテント設営や焚き木集め、火おこしや料理などを手伝ってもらいましょう。
グループでのファミリーキャンプであれば、ある程度子どもたちに任せて遊ばせることもできます。
※ なるべく子どもが一人になる状況は避けましょう。
小学生が集まれば賑やかになりますので、夜間に騒ぎ過ぎないよう注意しておくことも大事です。
- 山ではトレッキング、天体観測、マウンテンバイク
- 川では水遊び、キャニオニング、ラフティング、そうめん流し
- 海では海水浴、カヌー、SUP、シュノーケリング、釣り
など、
危険が伴うアクティビティは必ず大人と一緒に楽しんでください。
また、泳ぎが得意なお子さまでも必ずライフジャケットを着用させましょう。
以上
キャンプでの子ども達との過ごし方・遊び方のポイントについてでした。
安全第一で子どもたちに良い経験をさせてあげられると良いですね。